こんにちは新田タオルです。
今回はタオルの糸繋ぎについて説明します。
一般的な織物は縦糸と横糸で形成されていますが、
タオルは縦糸(パイル糸とグランド糸の2本)と横糸によってできています。
※グランド糸は地糸とも呼ばれます。
上記写真の上側の糸がタオルのパイル(ループ部分)に使われる糸で、
下側の糸がタオル生地の土台となる糸です。グランド糸は基本的にあまり肌に触れることはないと思います。
タオルを織っていくとこれらの糸がどんどん消費されていき、なくなっていきます。
これらの糸がなくなると新しい糸に繋ぎかえます。
その時に使うのがこの機械です。
タイイングマシン(糸繋ぎ機)は自動で糸を繋いでくれる便利な機械です。
約2000本の糸を繋ぎました。
この機械ができる前は手で繋いでたみたいです。
今では考えられないですね。
弊社の機械は結構古いので、回転数遅いですが、最新機械はものすごく早いです。
日本タオル(泉州タオル)が発祥して133年、タオルの周りの機械が進化していき、我々タオル屋の技術が進歩していっているので、繊維製品ですがまだまだ進化できるなと思います。
環境に配慮したモノづくりが大前提ですが、新しいもの作り続けていきます。
新しいもの作ればどんどん新田タオルショップに出品していきます。
何かアイディアや要望があれば気軽にメールしてください。
よろしくお願いします。
contact@nitta-towel.com
新田タオルでした。
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