9/30/2021

糸から日本製にこだわるモノづくり

こんにちは、新田タオルです。

今回は新田タオルの定番商品「ムコタオル 」に使われている糸の紹介です。

基本的にタオルに使われている糸は綿です。
(最近はポリエステル・レーヨン等化学繊維が使われることはあります。)

新田タオルの定番商品「ムコタオル」の糸は島根県出雲市に工場を持つKBツヅキで製造されます。

約3年前の2018年に島根県出雲市のKBツヅキに工場見学行ったときの写真がありました。

世界中から原綿を輸入しています。圧縮梱包されているのでこの1ブロックで約200kgです。

このままではまだは葉くずが残っている状態です。

ここの工程で圧縮梱包されていた原綿をほぐして葉クズもある程度除去します。

カード工程と呼ばれ、不要な繊維を粗めに取り除き、太い糸にします。

この太い糸を多湿空間で熟成させます。これにより糸のボリュームが増し、ソフトな風合いになります。

熟成させた太い糸を撚りながら細い糸にします。

※KBツヅキは本来の綿糸製造工程で必要な荒糸にする工程が独自の技術によりカットされています。
工程をカットすることにより、綿への負担が低減されています。

できた糸を繋いで扱いやすい大きさにします。
ちなみに繋ぐ際は端同士を空気でほぐし結合させるので、団子結びなようなつなぎ目はありません。

人の手により検品出荷せれます。

それがこのまま弊社に直送されます。

最近の写真です。画質が急に変わります。技術の進歩も味わってください。

新田タオルでは無糊でタオルを製造しているので、ダンボールから出したそのままの糸を使用しています。

本来のタオル製造に必須な糊付け工程をカットすることにやり、環境に配慮し、また工程をカットすることにより綿糸の負担を減らし、自然で柔らかい風合いとなります。

新田タオルでした。


2/17/2021

タオルのヘムとミミ(耳)の違い

こんにちは、新田タオルです。

タオルのヘムとミミ

業界では当たり前のように使われている言葉ですが、ぜひ違いを覚えていってください。

フェイスタオルでいうと、

短い辺の縫製部分がヘム、
長い辺の縫製部分がミミです。

ヘムとミミ

ミミはどのタオルもあまり変わりませんが、
ヘムはタオルによって様々な種類があります。

新田タオルに限らず、どのタオルメーカーさんもタオルのヘムにこだわっているところが多いです。

ヘムのデザイン

上図が弊社がよく使うヘムの柄で、
上から、平織、のこぎり柄、斜線となっています。

また、幅が広いヘムも作ることが可能で、デザイン性の幅を広げることもできます。

ヘムのガーゼ織りとサテン(繻子)織り

上図のピンクのヘムがボーダータオルに採用したヘムで、ガーゼになっており、軽やかな印象です。

茶色のヘムが生タオルに採用したヘムで、サテン(繻子)織りになっており、横糸が表側に浮かび上がる織り方で糸の風合いをより味わっていただく織り方です。重厚感もあります。

ヘムはタオル全体からすると一部ですが、タオル作る側からするとすごくこだわっています。

普段みなさんが使っているヘムはどんなヘムですか?

ぜひ見てみてください。

新田タオルでした。


2/10/2021

泉州透かし織タオルができるまで

こんにちは新田タオルです。

今回は泉州タオルのボーダータオルがどのようにして製作されているのかを公開します。

ムコタオル デイリー ボーダータオル

タオルは縦糸と横糸とパイル糸の3本から作られていて、横糸にカラー糸を使用して作ります。

カラーサンプル帳をみて、使いたい色を決めます。

スレン糸を使用しています。

(オリジナルカラーを作る場合もあります)
阪南チーズ染晒協同組合さんで定番色とオリジナルカラーお願いしています。

カラーサンプル帳1
カラーサンプル帳1
カラーサンプル帳2
カラーサンプル帳2

デザインをIllustrator等用いて作ります。

下の長方形は上のデザインに重ねると、薄い白が覆いかぶさり、タオルのイメージがわきやすいです。

ボーダータオルデザイン
ボーダータオルデザイン

タオル組織を製作して織ります。

すみません。タオル組織制作は説明長くなるのでまた書きます。

ボーダータオル試織
ボーダータオル 試織

織り上げたタオルを染工場さんで加工し、自社で縫製して完成。

ムコタオル デイリー ボーダーフェイスタオル
ムコタオル デイリー ボーダーフェイスタオル

白いパイルから透けて見える色彩が美しいです。端の部分をガーゼ織りにして軽やかに表現しました。

泉州透かし織りのボーダータオルは横糸しかカラー糸を使用していないので、オリジナルタオルを作る敷居が低いです。
タオル組織を作ってしまえば、後はカラー糸を乗せ替えすれば、色違いたくさん作ることができます。

ご要望があればオリジナルのボーダータオルの制作のお手伝いさせていただきます。

こちらのタオルは新田タオルショップでフェイスタオルとバスタオルを販売しています。薄手で使いやすくてデイリー 使用にぴったりです。

ムコタオル デイリー ボーダータオル
ムコタオル デイリー ボーダータオル

新田タオルでした。


2/8/2021

タオルの重さ匁(もんめ)について

こんにちは。新田タオルです。

今回はタオルの重さについて書きます。

最近ではインターネットで物を買う機会が多くなって、タオルも近年ではインターネット通販で購入する人が年々増えています。
昨年からのコロナウイルスの影響もあり、よりその割合が多くなってます。

いざ購入しようとすると匁(もんめ)という字を目にしたことありませんか?

匁(もんめ)は重さの単位です。

この匁は昔からタオルを取引する時に使われている単位で今も使われています。

タオルの比較
タオルの比較写真 上から180匁 240匁 320匁

上図はフェイスタオルサイズでどれも約34×約85cmで重さがそれぞれ異なります。

参考程度に
フェイスタオルの目安ですが、上から180匁、240匁、320匁です。

180匁タオル
240匁タオル
320匁タオル

インターネットで売られているタオルのボリュームの参考になればと思います。

匁ではなくて単位がgの場合、3.2倍すると匁に変換されます。

例 タオル1枚 約68.8g
68.8g×3.2=220.26

約220匁のタオルで、
写真の180匁と240匁の間くらいのボリュームのあるタオルなんだと予想できます。ぜひ活用してみてください。

新田タオルでした。


11/20/2020

タオルの糸繋ぎについて

こんにちは新田タオルです。

今回はタオルの糸繋ぎについて説明します。

一般的な織物は縦糸と横糸で形成されていますが、

タオルは縦糸(パイル糸とグランド糸の2本)と横糸によってできています。
※グランド糸は地糸とも呼ばれます。


上記写真の上側の糸がタオルのパイル(ループ部分)に使われる糸で、
下側の糸がタオル生地の土台となる糸です。グランド糸は基本的にあまり肌に触れることはないと思います。

タオルを織っていくとこれらの糸がどんどん消費されていき、なくなっていきます。
これらの糸がなくなると新しい糸に繋ぎかえます。

その時に使うのがこの機械です。

タイイングマシン
KOKEN タイイングマシン

タイイングマシン(糸繋ぎ機)は自動で糸を繋いでくれる便利な機械です。

糸結び目

約2000本の糸を繋ぎました。

この機械ができる前は手で繋いでたみたいです。
今では考えられないですね。

弊社の機械は結構古いので、回転数遅いですが、最新機械はものすごく早いです。

日本タオル(泉州タオル)が発祥して133年、タオルの周りの機械が進化していき、我々タオル屋の技術が進歩していっているので、繊維製品ですがまだまだ進化できるなと思います。

環境に配慮したモノづくりが大前提ですが、新しいもの作り続けていきます。
新しいもの作ればどんどん新田タオルショップに出品していきます。

新田タオルショップ

何かアイディアや要望があれば気軽にメールしてください。
よろしくお願いします。
contact@nitta-towel.com

新田タオルでした。